自宅ネイルサロンを経営している中で、必要になってくる「ホームページ」。
必要なことはわかっているけれど、何から初めたら良いかわからない…という方も結構多いみたいですね。しっかり準備をしないと、思わぬところでつまずいてしまったりするので、注意が必要です。
今回は、自宅ネイルサロンのオーナー様向けに、ホームページ作成の方法をレクチャーします!
ホームページを作るのは「作業」ではなく「決める」こと
ホームページを作るとなると、まず最初にサーバーを借りて、ドメインを取得して、デザインを決めて、プログラミングする…のような手を動かすことをイメージしていませんか?
それは、あくまでもホームページを公開するための「作業」でしかありません。それは、技術を持ったプロに依頼することをオススメします。なぜなら、そっちの方が早くて、結果的に安いからです。
自宅ネイルサロンのオーナーであるあなたが、ホームページ作成にあたってやらなければならないことは、「決める」ことです。
あなたのサロンに来てほしいお客様、どんなメニューの魅せ方をするのか、どんなコンセプトのサロンとして認識してもらうのか、など「決める」ことに集中していただきたいのです。
その中でもホームページを作成するのに大切な「3つの決めること」をご紹介します。
自宅ネイルサロン に「来て欲しいお客様」を決める
あなたのサロンに来て欲しいお客様を最初に決めます。これを決めることが、何よりも大切になります。
どんな人に来て欲しいのかは、「30代の女性」「主婦」などざっくりした分類ではなく、「こんな仕事をしている◯歳の、こんな服を来ていて、こんなことを休みの日にしている女性…」といった具体的なものを決めましょう。そのお客様に向けたホームページを作っていく、一番大切な、大黒柱になりおます。
決め方は、サロンのある地域、最寄りの駅の路線を利用している方など、徹底的に利用してくれそうな方を洗い出し、その中からどんどん絞り込みをしていきます。
ここで注意して欲しいのは、自分の好みや、自分のできることに寄せたお客様にしないことです。本当にそのサロンに来てくれそうな人が、自宅サロンの近くにいるのかというところをポイントに考える必要があります。
あなたとサロンの「 プロフィール 」を決める
来て欲しいと思っているお客様に、あなた自身をアピールしましょう。つまり、プロフィールをしっかり決めておくということです。
個人の情報を表に出したくない、という方も結構いらっしゃるようですが、お客様目線に立ったときにそれは適切でしょうか?
自宅ネイルサロンの場合は「オーナー様」対「お客様」の時間が1時間~2時間くらいあり、ずっとその人に身体の一部を触れられるわけです。事前の情報がないまま予約をして、その人の家に行く…というのはなんとも不安な気持ちに鳴るはずです。
以下のような詳しいプロフィールをしっかり用意しておくことで、ホームページを閲覧した方でも、一度合ったことのあるような気分でご来店いただくことができます。
- 顔写真
- 名前(フルネーム)
- 経歴・実績
- 出身地
- 趣味や特技
- サロン経営の経緯
- こだわり・価値観
また、サロンのコンセプトや、こだわり、特徴などもしっかりまとめておく必要があります。これを決めるときも「来て欲しいお客様」に向けて、目の前で説明しているようなイメージで決める必要があります。
「来て欲しいお客様」が「仕事をバリバリしている若いビジネスウーマン」なら、オフィスでも目立ちすぎず華やかなデザインにできる、パソコンを打つのにも打ちやすい長さやパーツの位置を調整する、など、お客様目線でのコンセプトやこだわりを決めましょう。
「メニュー」と「料金」を決める
メニューと料金を、しっかり決めておくことも非常に重要です。お客様がホームページを閲覧したときに、必ず見るコンテンツがこちらのページになります。
メニューは、「〇〇円コース」というような価格を打ち出したものにするのではなく、【価値】を提案できるようなメニューにする必要があります。
例えば、「オフィス映えする・シンプルフレンチ+パーツ3種」や、「ショートネイル派向け・ニュアンスネイル(パーツ付け放題)」など、ターゲットやコンセプトに合わせたメニュー名と仕上がりのサンプルをしっかり用意しましょう。
また、時間と原価もしっかり計算する必要があります。しっかり何にいくらかかって、どれくらいの時間を要するのか、しっかり把握してからメニューを決定するようにしましょう。
まとめ
自宅ネイルサロンのホームページを作成するときに、重要な3つの決めることについてご紹介いたしました。案内した3つの内容に共通しているのは、ターゲットとしている「お客さまの気持ちに沿って決める必要がある」というところです。
どんなに素敵なネイルをできたとしても、ターゲットの目に止まり、他のお店ではなく、あなたのネイルサロンを選んでもらう必要があります。
どこでもできる何か、ではなく、あなたのネイルサロンでしかできないコレ、をつくることは「決める」ことからスタートします。
是非、あなたのネイルサロンらしい、コンセプトやメニューを思う存分ホームページで打ち出してください。