美容室の集客方法としてまず思いつくのが「ホットペッパービューティー」ではないでしょうか。ですが、ポータルサイトだけでは十分な集客はできません。そこで1つ持っておきたいのが美容室専用の公式ホームページです。
では実際に美容室のホームページをつくる時にはどのような点に気をつければよいのでしょうか。
美容室にホームページは必要か
ホットペッパービューティーやミニモだけで集客している美容室も多くあります。ですが、毎月の掲載料やリピーターに繋がりにくいクーポンの掲載など、頭を悩ませている美容室も多いのではないでしょうか。
そんな時に、ホームページからの集客が見込めればもっと売上が上がり、より質の高いサービスをお客さまに提供できます。そのためにも美容室のホームページは必要不可欠です。
美容室のホームページを作成する時のポイント
美容室のホームページは作成する時に、業者に頼むにしても自作するにしても気をつけたいポイントがいくつかあります。
お客さまの「なりたいイメージ」を写真で伝える
美容室は実際にお店に行かないと店内の雰囲気やスタッフの顔はわかりません。その際にホームページでの比較検討の材料としてお客さまが必ず見る写真には、「この美容室に来るとこうなれる」といったイメージを与えることが大事です。
スタッフが撮影した写真だと暗かったり、補正した時に統一感がなくなるのでプロのカメラマンに撮影を依頼するのがベターです。また、ヘアスタイル以外の店内の画像やカウンセリングスペースもお客さまが気になる点なので明るく綺麗なものを掲載しましょう。
お客さま目線のホームページにする
美容室のホームページは画像ばかりで文章が少ないことが多く、ホットペッパービューティーの方が情報量が多いこともしばしば。これではホームページを見に来たお客さまにとって親切ではありません。
お客さまがホームページに来てまで必要としている情報は何なのかを考えてコンテンツを作成する必要があります。
また、ホームページからの予約を促すにはネット予約システムなどお客さまに使いやすいツールを導入することも検討していきましょう。
美容室のホームページ必須コンテンツ
では、美容室のホームページに必ず用意したいコンテンツとはどのようなものなのでしょうか。
美容室のコンセプト
コンセプトをしっかりと記載しておくことで、お客さまと店側のミスマッチを防ぐことができ、満足度のアップも期待できます。
そのためには、美容室が得意としているサービスやお客さまにこうなってほしいという想い、お客さまが持つお悩みに応えられるということを明確にしていきましょう。
魅力的なスタイルギャラリー
スタイルギャラリーは美容室の技術やセンスを最大限アピールできるコンテンツです。お客さまの理想となるよう、できるだけモデル選びにもこだわりましょう。
担当したスタイリストの詳細をスタッフページ飛ばし、得意なスタイル情報を伝えるなどお客さまの導線も意識するようにしましょう。
定期的に更新できるコラムやブログ
ホームページは作って終わりではありません。ホームページの更新が止まっていると本当に営業している美容室なのか、流行についていけない美容室なのではないかとお客さまを不安にさせてしまいます。
そう思われないためには、定期的に更新できるコラムやスタッフブログなどのコンテンツを用意しましょう。
スタッフ紹介
実際に髪や顔周りに触れるスタッフは、お客さまが最も気になる点の1つです。写真から伝わる服装やメイクの雰囲気に自分がなりたいイメージと合っているかということや、得意としているヘアスタイルは何なのかということは最低限掲載しておきましょう。
今までの経験年数やコンテストなどでの受賞歴、SNSのアカウントなども一緒に掲載しておくとお客さまに安心感を与えることができます。
アクセスマップ
初めて美容室を訪れるお客さまにとってアクセスマップは必須です。どんな地域にあり、駅からは歩いてどのくらいなのか、アクセス方法は電車が良いのかバスが良いのか、車で来る場合は駐車場はあるのかなど詳細に明記しましょう。
可能であれば最寄の駅からの道順を写真付きで掲載しておくと、迷ったお客さまからの電話対応も減り、業務に集中することができます。
まとめ
美容室にホームページは集客用のツールとしてはもちろん、お客さまに安心してもらえるツールとしても必要不可欠なものです。
ただ作るだけではなく、お客さま目線にたったコンテンツを作成し、予約までのスムーズな導線を意識したホームページ作りを心掛けましょう。
また、定期的に更新できるコンテンツを用意し、ホームページの質を上げることで24時間働いてくれる優秀な営業マンになってくれます。