自宅サロンの集客のお悩みとホームページを使った解決方法

自宅サロンの集客は難しい…?

自宅サロンを開こうと思っている方にとって、家賃がかからず初期費用を抑えることができるため、開業しやすいというメリットがあります。ですが、大手サロンのように看板が出てないところも多く、詳しい情報も公開していないことが多いため、サロンの存在を知ってもらうこと自体が難しくなっています。

また、自宅サロンは宣伝や広告にかけられる予算も少ないため、大手サロンより集客方法の選択肢が限られているのも現実です。

自宅サロンの集客の悩み

公開できる情報が少なく「怪しい」と思われる

自宅の詳細な住所までは掲載することができず、問合せ先が固定電話でなく携帯電話の番号であることも多いため、怪しいサロンなのではないかと不安に思われることも多いようです。

サロンまでのアクセスが悪い

自宅でサロンを開業する場合、郊外の住宅地など駅からは少し離れた場所にあることが多く、とてもアクセスが良いとはいえません。

このように、せっかく自宅サロンを開業しても「怪しい」「不便」というイメージを拭えないとなかなかお客さまにも来てもらえません。では、自宅サロンで安心してお客さまに来店してもらうには、どのように集客をしたらいいのでしょうか。

そんな時に便利なのが「ホームページ」です。自宅サロンでホームページを作成するメリットと、併せて活用すると良い集客の仕方をご紹介します。

自宅サロンのホームページを作成するメリット

1)しっかりとしたサロンという認識をしてもらえる

新規のお客さまをターゲットにされているのであれば、ホームページは必要不可欠です。大手の検索・予約サイトに掲載している場合もその先にホームページがあれば、よりしっかりとしたサロンという認識をしてもらうことができます。

2)外から見えないサロンの様子を載せることでお客さまの不安を取り除くことができる

中が見えない自宅サロンだからこそ、ホームページ上で内装や施術中の写真を掲載しておけば、来店前のお客さまの不安を取り除くことができます。

トイレや脱衣所の周りなど清潔感が不可欠なところもお客さまにとっては重要なポイントなので、お客さまの立場になってできるだけ多くの画像を掲載しましょう。

3)オープンにできない情報をカバーすることができる

自宅サロンの大きな悩みが、住所や顔写真などパーソナルな情報を開示するのが難しいことです。新規のお客さまの「怪しい、不安」といった感情をホームページで掲載する文章や画像で和らげることができます。

詳細な住所を載せられない場合

自宅の一室をサロンとして使用するため、チラシやSNS、ホームページなどでも詳細な住所まで掲載しているところはまだまだ多くありません。

そのため、詳細な住所を掲載できない理由を記載し、「近くまで来られたらお電話ください」と追記したり、ご予約が確定した時点で詳細な住所をお伝えする旨を記載したり、事前に情報が少ないというデメリットをカバーすることが大切です。

アクセスが良くない場合

自宅サロンのため住宅街や駅から少し離れた場所にあることが多く、利用者からすればアクセスも良いとは言えず、詳細な住所も掲載していないので、来店のハードルが高くなっているのも事実です。

ですが、アクセスが良くないということも、逆手にとれば「喧噪を離れた隠れ家のようなサロンで静かに施術が受けられる」という特徴に変えることができます。また、 最寄りの駅だけではなく、バスの停留所や車で来られる方の目印になるものなど、地域の特性を考えた交通手段を文章と画像で掲載しておきましょう。

プロフィールの顔写真が掲載できない場合

以前大手サロンで働いていて独立された方の中には、当時のお客さんとの関係を心配し、自宅サロンを開く時にチラシやSNS、ホームページで顔写真を載せたくないという方も多くいらっしゃいます。

体に触れるお仕事のため、できるだけ顔写真は掲載することをおすすめします。ですが、事情がある場合は代わりに似顔絵のイラストを掲載したり、予約の確定時点でメールに添付するなど、お客さまに少しでも安心してもらえるように対策をとりましょう。

4)情報の先出しでミスマッチを防ぐことができる

ホームページを持つことにより、サロンのターゲットやコンセプトを確認してから来店される方が増えるため、ミスマッチを防ぐことができます。

その結果、お客さまの満足度もアップし、継続して来店されるリピーターのお客さまを獲得できる可能性が高くなります。

5)営業や宣伝の時間を技術向上に充てることができる

オープンやキャンペーンごとに撒くチラシも、ホームページがあればその時間は最小限に抑えることができます。

ホームページを1つ作っておけば、営業の変わりのツールとして働いてくれので、本来の目的であるお客さまを綺麗にするという技術の向上に時間を充てることができます。

自宅サロンの場合、認知度が低く情報も少ないため大手サロンより来店のハードルが高くなっています。そのため、紹介以外のお客さまであれば必ずと言っていいほど事前にサロンを検索してから来店されます。その際にホームページはなくてはならない存在であるとともに、お客さまにもセラピストにもメリットの多いツールといえるでしょう。

ホームページと併せて活用したい集客方法

SNSやブログを開設し、定期的に更新する

ネットで検索するより、SNSを活用しているスマホユーザーをターゲットとしているのであれば、Twitter、Instagram、Facebookはオープン前に開設しておきましょう。ホームページと併用すれば集客力のアップにも繋がります。

SNSであれば写真重視のInstagramや、短い文章で伝えることができるTwitterなど、文章が苦手でも投稿が簡単にできるため日常的に更新するツールとして最適です。また、文章を書くことが好きな方であれば、ファンやコミュニティを作りやすいブログも併用してみましょう。

ただ、SNSやブログの更新が止まっているとあまり印象が良くないので、できるだけ新しい情報を届けられるよう、自分の更新しやすいものから始めてみるのがおすすめです。

チラシやDMの配布

今の時代は、スマホ1つあればある程度の情報が分かってしまいます。しかし、自宅サロンの場合、郊外や住宅地にあることも多くアクセスにおいてはデメリットととらえられる場合も多いです。

ですが、その特徴を生かしサロン付近の自分で周りきれる範囲に折り込みチラシやDMなどをポスティングすることで、近くのお客さんが来てくれることもあり、リピーターになってくれる可能性も高くなります。

チラシやDMにホームページのURLを記載することで、更にサロンの詳細を知ってもらうことができるため、併用して活用するのがおすすめです。

まとめ

自宅サロンの集客は、大手サロンと違って宣伝にかけられる予算も人数も限られてきます。そのため、自分のできる範囲内で効率よく集客ができるかということが鍵になります。

ホームページを作成することで、外から見えない自宅サロンの詳細を見てもらうことができるという大きなメリットがあります。初めて来店される方の不安を取り除くという点で大変大きな役割を担ってくれます。また、他のサロンと違った特徴や技術を事前に知ることができるので、来店されるお客さまのミスマッチを防ぐこともできます。

ホームページという土台を作り、立地を生かしたチラシやDMの配布や、更新が簡単なSNSで、地道にファンを獲得していけるよう上手く併用できるようにしましょう。

0368567725