サロン集客の要とも言える「ホームページ」。ホームページを作るのには、お金も時間も労力も使います。
一生懸命、サロンのホームページを作成して、「あー、失敗した…」となるのはとっても悲しいですよね。そうならないためにも、先輩サロンオーナーたちに聞いた、よくある失敗5選をご紹介いたします。
失敗しない、サロンホームページ作成の参考にしていただければと思います。
【よくある失敗①】知人のホームページ制作が出来る人に依頼した
よくある失敗その1は、身内や中の良い知人など、「ホームページを作ったことがある」「システムなどに詳しそうな人」に、無料や破格で依頼をしたというケースです。
ホームページが出来る人に、安くで頼めて、どこに悪いところがあるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ホームページ制作を本業にしていない人に依頼をすると、その依頼された側にとっても優先度の低いものになってしまいます。
「今は本業で忙しいから、制作には時間がかかる」「また編集するの?」など、仲がよいからすべて良くしてくれるわけではありません。
ホームページの制作を依頼したときは、双方で合意して頑張ろう!となっていたものも、時間が経過するにつれて、編集や更新など都度依頼するのも億劫になってしまうものです。
しっかりホームページを活用して、サロンの集客に役立てたいと考えている人には、おすすめできません。
【よくある失敗②】自分で「無料」のホームページ制作ツールで作った
よくある失敗その2は、自分自身で「無料」のホームページ制作ツールを用いて制作を行ったというケースです。
制作をしている間に、面倒になって頓挫してしまったり、公開したはいいけれど全く成果につながらない…など、ご相談を受ける中でも一番多い失敗ケースかもしれません。
無料のツールは、自社のサービスに全く関係のない広告が表示されてしまったり、URLに全く関係ない文字が含まれていたりするため、顧客からの信頼も薄れてしまうデメリットもあります。
せっかくホームページを作るなら、お金を出してでも、プロに発注することをオススメします。
【よくある失敗③】リース契約で高額で契約した
よくある失敗その3は、プロの業者に依頼し、毎月数万円払って保守運用管理をお願いした、という、実はリース契約だったというケースです。
初回に支払う金額は0円で、毎月1~5万円ほどの費用をお支払いし続けながら、ホームページを公開していくという契約を結んだ方から、ご相談をいただくことも多いです。
毎月1ヶ月ごとのお支払いというわけではなく、3~5年契約でホームページの制作費用を分割払い(リース契約)していることもよくあります。途中で解約したくなった場合は、ホームページは無くなっても、支払い残金は払わなくてはならない…ということもよくありますので、注意が必要です。
【よくある失敗④】デザイン会社にデザイン重視で依頼した
よくある失敗その4は、〇〇のサロンみたいな、こんなイメージにしたい!とううデザイン重視で、デザイン会社に発注をしたというケースです。
デザイン会社は、その名の通りデザインのプロ集団です。その人たちに、デザイン性の高いホームページを発注するのは全く問題がないのですが、素人である注者の要望だけで、デザインを決めた場合はよく失敗したと嘆いている方が多くいらっしゃいます。
デザインは、来店してくれそうなお客様に合わせて作る必要があります。高級住宅街にあるサロンと、下町感のある土地にあるサロンでは、客層や単価、メニューももちろん異なるはずです。そのお客様になりうる人にとって、行きたくなるホームページにする必要があります。
サロンオーナーの好みで、デザインしたホームページほど、失敗しやすくなってしまいます。
【よくある失敗⑤】1~5万円くらいの多機能で安価なところに依頼した
よくある失敗その5は、すべてコミコミで1~5万円くらいの低価格で、多機能なホームページ制作会社を選んだケースです。
ホームページには、こんなに安くて、こんなに色々ついている!というような謳い文句があるはずです。決められたテンプレートにそって、情報をいれていくと、なんとなくそれっぽいホームページが出来上がってくるというようなサービスです。
完成したホームページは手元に届いて、更新や編集を行うことが出来るのですが、結局何を更新したら良いかわからない…でもページの数も少ないから、このままでは困る…といったジレンマに陥る方が多いようです。
Webマーケティングや、ライティングが得意でない、全くわからないという方には、あまりオススメできません。しっかり完成したホームページを作ってくれる業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
サロンのホームページ制作では、
- 知人や身内にホームページの制作を依頼しない
- 自分で無料のホームページを作らない
- リース契約では極力発注しない
- 自分の好みでデザインをオーダーしない
- ある程度完成したホームページを作れる業者を選ぶ
この5つがポイントになります。
今回ご紹介した、サロンホームページ制作の失敗例を参考にしながら、こんな目に合わないように、しっかりと業者選定を行うことを心がけましょう。