エステサロンのホームページ集客に必要な10個のコンテンツ

エステサロンをオープンした方の中には、SNSやホームページを使ってお客さまに来てもらいたいと思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、これからホームページを作りたいと思っている方や、既に持っているのに集客に結びついていないという方にもおすすめのホームページを使った集客方法をご紹介します。

エステサロン業界の現状

今やエステサロンの「高い」「セレブ」と言ったイメージは若い女性の間では既になく、誰でも気軽に通える場所としてより身近な存在になってきました。

ここ数年、エステサロン全体の件数として大きな変動はありません。その理由として新規開業するエステサロンが多いと同時に廃業してしまうエステサロンも多いことが挙げられています。

そのため、価格競争も激しくなり自宅でできるセルフエステにも注目が集まっているので、個人サロンだけでなく大手サロンも生き残りをかけて日々戦略を練っています。

エステサロンにホームページは必要?

エステサロンが身近な存在になり、どこのサロンもお客さまの奪い合いとなっているため、ホームページで差をつけることは必要不可欠です。

SNSやブログ、口コミだけで十分と思われているかもしれませんが、ホームページを持つことで、お客さまに安心感を与えたり、忙しいあなたに代わって24時間働いてくれる営業マンとしても活躍してくれます。

ホームページで基軸をつくり、SNSで日々発信していくのがベストな状態です。

エステサロンのホームページ掲載必須コンテンツ10

それでは、具体的にエステサロンのホームページにはどんな情報を掲載すればいいのか詳しくご紹介していきます。

1)お店のコンセプトやターゲット

まずはどんな人をターゲットとしているのか、どんな人が来ると悩みが解決されるのかをホームページで伝えましょう。例えば、最新の機器を導入している即効性の高い施術を売りとしているのか、オールハンドでリラックスした空間を提供することを目的としているのかというところでもターゲットが違ってきます。

ターゲットを明確にし記載することで、お客さま自身でお店を比較してもらう際の材料となるので、来店された時にはサロンの特徴を生かした質の高い施術とサービスを提供することができ、ミスマッチを防ぐことができます。

2)メニューと料金

意外とメニューと料金について詳細な表記がないエステサロンも多く見受けられます。例えば、税抜き価格なのか税込み価格なのかという表記がなかったり、カウンセリングは施術時間に含まれるかということを書いていないサロンもあります。

小さいことかもしれませんが、お客さま目線に立った細やかな情報掲載を心掛けましょう。

3)他店にはないサロンの特徴

初めて来店を考えているお客さまにとって、正直どこのサロンも大差なく感じるでしょう。その中で比較する点として分かりやすいのが料金や知名度、内装の雰囲気などです。

ですが、大手エステサロンのように知名度もなくメニューの価格も抑えられない場合は、それ意外の特徴やコンセプトで他店との差別化をはかることが必要です。

自宅でのセルフケア方法をアドバイスしたり、1日5組までと限定感のあるコンセプトを打ち出したり、施術の内容自体で大きな特徴がなくてもそれ意外の部分で差をつけるようにしましょう。

4)施術者(セラピスト)の顔写真とプロフィール

意外と載っていないのがこの顔写真。名前だけでは男性か女性か判断できない場合もあり、不信感を与えてしまいます。また、大手サロンでの経験や資格を取得しているのであれば必ずプロフィールに掲載しましょう。

実績や顔写真を公開することで1つでも多く安心感を与えることが大切です。

5)実際に利用されたお客さまの声

来店前に必ずと言っていいほどチェックされるのがこの「お客さまの声」。日本人は他人の評価を気にする習性があるので、物を買うにも、飲食店を予約するにもレビューが必須です。

信頼度アップのためにも、直筆のアンケートと掲載許可をとった顔写真と一緒に載せましょう。

6)よくあるご質問

問合せするほどではないけど詳細が知りたい場合、この「よくあるご質問」が便利です。手間なく疑問を解決することができ、お客さまにもエステサロン側にもメリットがあるので是非追加したいコンテンツです。

7)施術の流れ

予約をしたらメールが来るのか、カウンセリングは施術の前後どちらなのか、といったご予約からお会計までのお客さまが意外と気にされている点をこのコンテンツで解消しましょう。写真と簡単な説明文をつければ来店前にイメージを持ってもらいやすく、スムーズに施術が行えます。

また、お客さまの声に掲載するアンケートを書いてもらえるよう流れの中に組み込むのがおすすめです。アフターカウンセリングやアフターティーなどがあればサロンの特徴にもなるので一緒に流れの中に盛り込みましょう。

8)アクセス/駐車場の有無

初めて来店する場合や土地勘がない場合はエステサロンまでのアクセスは必須です。できれば人のいない時を狙って、最寄り駅からエステサロンまでの道のりの写真を簡単な文章と一緒に載せると迷われることなく来店していただけ、お客さまにもストレスがかかりません。

また、エステサロンの立地や地域を考慮し、駐車場はあるのか、駅からのアクセスなのか、車での来店なのかといった風にサロンがある場所によってアクセスの見せ方を変えるとより親切です。

9)予約・支払い方法

ホームページからの予約なのか、LINEやホットペッパーからでも予約できるのかなど予約の方法を明確に掲載しておきましょう。電話予約だけの場合ハードルが高いと感じられることもあるので、予約フォームを作るか予約システムに連携させるのがおすすめです。

また、支払方法についてはキャッシュレス化が進んでいますがクレジット決済の導入には審査が必要になるため、導入していない場合は「現金のみ」の表示をはっきりとしておきましょう。

「PayPay(ペイペイ)」などのアプリを使ったスマホ決済であれば無料でサロンに導入することできるのでクレジット決済の導入が難しい場合、代用ツールとして検討してみてはいかがでしょうか。

10)キャンペーンなどのお得情報

価格の定期的な値下げは大手サロンでなければ大きな痛手となります。

そのため、キャンペーンなどで値下げを行う場合も、お友達紹介割引や2回目から利用できるクーポンなどにし、価格を抑えつつ新規顧客の獲得やリピーターに繋がるようなキャンペーンを設定しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。エステサロンはここ数年、件数的には大きく変わりありませんが、セルフエステの流行やエステサロンに対する意識の変化から顧客の争いが激しくなっています。

そのため、お客さまがじっくり比較検討できるツールとしてホームページは必要不可欠です。ホームページを既に持っていて集客に悩んでいる方も、一度サロンのホームページを見直してみてください。お客さまの立場にたって見てみると意外と足りない情報が多くあることに気づかされます。

出せる情報は余すことなく出し、お客さまに選んでもらえるエステサロンになるようホームページを充実させましょう。