自宅サロン=「怖い」をホームページを使って払拭しよう

自宅サロンを開業したけど、なかなかお客さんが来ない…。せっかくチラシも配って、ブログで宣伝もしたのに。と思われている方も多いのではないでしょうか。

それもそのはず。お客さまからすると看板も出ておらず、詳しい住所やセラピストの顔写真もないサロンは「怖い」と思われても仕方ありません。

自宅サロンが怖いと思われる理由

1)看板がどこにもない

大手サロンであれば、電車内や駅構内に広告を掲載することで自然と目にとまり、検索される可能性も高くなります。ですが、自宅サロンで宣伝費にそこまでお金をかけられるサロンは少ないでしょう。

自宅で開業しているからこそ、パーソナルな情報を公開したくないという思いもあるため、宣伝はしたいけど詳細な情報は載せられないといったジレンマがあるのも自宅サロンの大きな悩みの1つではないでしょうか。

ですが、サロン付近に行っても看板が出ていないとお客さまからすると本当に営業しているのだろうかと心配になるのも仕方のないことです。

2)詳しい住所が掲載されていない

開業当初は、チラシやブログ、SNS等でご自身で宣伝をしている方も多いと思います。ですが、そのどれにもマンションや部屋番号の詳細な住所までは掲載していない。というのがほとんどではないでしょうか。

前職のサロンでのお客さまとの関係を心配したり、ご家族や自分自身のプライバシーを守るため、サロン側も詳細な住所までは掲載したくないというのが本音です。

ですが、自宅の一室ということもあり、詳細な住所の公開がないと何かあったらどうしようという漠然とした不安を持たれる方も少なくありません。

3)セラピストの顔写真が掲載されていない

チラシやブログ、SNSで自宅サロンの宣伝はしていても、セラピストの顔写真は掲載していないというサロンも多いのではないでしょうか。

前職でお付き合いあったお客さまや会社との関係を考えてのことであったり、家族のことを考えるとあまり掲載したくないという方が多いようです。

ですが、直接体に触れることの多いサロンでは、どんな人が施術してくれるのだろうということがお客さまが重要視しているポイントの1つです。女性だと思って来店したら男性セラピストだったとなれば、キャンセルやクレームになってしまうことも考えられます。

4)口コミが全くない

オープンして間もないため口コミがないのは仕方のないことです。お客さまも十分わかっていることかもしれませんが、客観的なサロンの印象が1つもないとなれば参考にするものがないため、来店へのハードルは自然と上がってしまいます。

怖がられないためには

ホームページでできるだけ多くの情報を公開する

怖いと思われる一番の理由は、公開している情報が少ないということにつきます。

SNSやブログ、チラシでの情報公開ももちろんですが、情報の信頼性が高いホームページで情報を公開するのが、お客さまにとっては一番安心できる方法です。ホームページを1つ持っておくことで、ちゃんとしたサロンだなという認識をしてもらうこともできます。

住所や顔写真を載せられないのであれば、店内の雰囲気や施術中の様子が伝わるような写真をできるだけたくさん掲載しましょう。

女性限定のサロンであることや、衛生面に気を配っていること、どういった資格を持っているかなど、お客さまの立場にたって知りたい情報を公開するようにしましょう。

Googleマイビジネス に登録する

意外と活用されていないのがこの「Googleマイビジネス」。サロン名や住所、電話番号などの基本情報からメニューの写真まで設定することができ、その情報は Googleの検索結果やマップなどで無料で表示することができます。

口コミの投稿やそれに対する返信もすることができるので、丁寧に返信をすることでリピーターに繋がるといった可能性もあります。

なにより検索した時にサロンの情報が表示されることで、ちゃんとしたサロンという認識をしてもらうことができます。

チラシなど手元に残るものを用意する

自宅サロンであれば、リピーターに一番なっていただきやすいのがサロンの近くの方です。看板はあるけど、詳細な情報がないといくら近所でも来店はしてもらえません。そんな時に便利なのが手元に残るチラシです。

ターゲットが中高年や年配の方であれば、ネットに自身がない方も多いためチラシにして、サロンの中の様子が分かるような写真を載せ配布しましょう。中の様子がわかることで、1つの安心材料にしてもらうことができます。

一緒にホームページやSNSの情報も載せておくと、お友達やご家族にも紹介してもらいやすいでしょう。

まとめ

自宅サロンは、大手サロンと違い 中の様子が把握しにくいことから「怖い」という印象を持たれてしまいがちです。その一番の原因は「公開している情報が少ない」ということ。

自宅サロンであるがゆえのパーソナルな情報を公開できないというサロン側の不安もあるかと思いますが、来店してもらいたいのであれば「怖い」という思いを払拭させるために、情報の先出しが必要です。

信頼性の高いホームページに情報を掲載するのはもちろん、地域性やターゲットを見極め、サロンの目的に沿った方法で宣伝の仕方を変えていきましょう。